出張先のビジネスホテルで、1,080円のモーニングビュッフェを食べたんです。
ビジネスホテルの朝食ビュッフェって、正直、あまり期待してないんですが結論から言うと、、
すごい美味しかったんです。

ナポリタン、焼きそば、ウインナー、卵焼き、サラスパ、チキンナゲット、クロワッサン、マーガリン、漬物、梅干し、味付け海苔、味噌汁、白ごはん、、、
既成品を、袋から出すだけ、温めるだめけの料理ばかりが並んでました。
まぁ、なんと言いますか、、、
味だけで言うと、普通と言ったらいいんでしょうか。
どちらかといえば、
生徒さんには、「あまり食べない方がいいんじゃないかなぁ…」なんて言っている部類のお料理です。

でもね、朝から、すごい満たされたんです。
なぜかって言うと、、

お店に入ると、元気良く気持ちいい挨拶をしてくださいました。
見ると2人のおじさん。
60才位のおじさんと、腰が曲がってるおじさんの2人。
腰が曲がっているおじさんは、もう70才を超えてるんじゃないかな。
料理を取って、席について食べてる間ずっと、
腰が曲がった方のおじさんが、お料理が無くならないよう、補充をちょこちょこしてくださったり、誰かがお料理を取ったら、箸を入れてきれいに整えたり、パンを焼こうとしている人が居たら、手伝ってあげたり、オーブントースターの温度が上がってるか様子を見たり。
とにかく、ちょこちょこ動いてケアしてくださってるんです。
お客様が、気持ちよくお料理を取ったり、最高の状態で召し上がって頂けるようにしてくださってるんですね。
それを見てて、思ったことなんですが、
「何を売るか」にフォーカスしたら、どこにでも有るもの、誰にでも作れるものですから、モチベーションを維持するの難しというか、なかなか上がらないと思うんです。正直。
でも、そうじゃなくて、
「自分に何ができるか」にフォーカスして、自分ができる枠の中で、出来ることを100%やり切る。
by つくさん
そんな感じのことが伝わって来たので、本当に満たされた朝食になりました。
そのおじさんから、僕は、お料理を通して何かを貰ったんでしょうね。
だから、満たされたんだと、思います。
知らないうちに「ごちそうさまでした!」って、大きな声で言ってた自分にも気がつきました。
料理って、やっぱり、愛情とか、気持ちとか、エネルギーが伝わるなぁ。
