【納豆の成分が台無し】まさか、これ使ってませんよね?《納豆のタレ》

納豆はスーパーフード。

納豆には、 細胞の成長や再生を促すビタミンB群、新陳代謝や老化防止のポリアミン、腸内環境を整える食物繊維、女性ホルモンのバランスを整えるイソフラボン、カルシウム、大豆レシチン、ナットウキナーゼなど、様々な効果が期待される栄養素がたっぷり含まれています。

ネバネバに含まれているナットウキナーゼは、たんぱく質分解酵素で、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を予防する効果も有るそうです。

また、ごはんと納豆の組み合わせは、ごはんに含まれるアミノ酸と、大豆に含まれているアミノ酸が、日本人にとってはすごくバランスが良い組み合わせなので、ごはんと納豆を食べるのは、すごく理にかなっているんですよ。

◯◯すると効果がなくなります。

そんな栄養たっぷりの納豆ですが、実は、弱点が有るんです。

納豆に含まれるナットウキナーゼは、50℃以上になると、酵素としての働きを失活させてしまいます。

また、ナットウキナーゼ以外の様々な酵素も60℃前後で失活してしまいますので、熱を加えて調理をすると、納豆に含まれる酵素は、全て失活してしまいます。

つまり、納豆は加熱調理すると、納豆に含まれる酵素を期待することは出来なくなってしまうのです。

ですので、納豆の酵素まで含めた栄養すべて取り入れたい場合は、納豆パスタや、納豆汁、納豆オムレツなどの加熱する調理法は向いていません。どうしても作る場合は、加熱しすぎないか、生の納豆を後乗せする方法が良いでしょう。

ただ、加熱しても栄養が損なわれる訳ではありません。(加熱しすぎると変化する可能性はあります)

科学実験で検証! 何回混ぜると1番美味しくなるか?

納豆は、どれくらい混ぜたら良いのか? 疑問に持ったことありませんか?

子どもの頃から、美味しいものへの探求心があった僕は、朝ごはんに納豆が出てきたら、何回混ぜるのが美味しくなるか実験をしていました。

しかし、ある時、お母さんに『早く食べなさい!』と怒られてからは、その実験をやめてしまっていたんです。

しかし、近年になって『味覚センサーレオ』というハイテク機器を使って『味博士』が実験を重ね、1番美味しく食べることができる混ぜる回数を、僕の代わりに調べてくれていました!

味博士、ありがとうございます!!

その味博士の研究によると、

  1. タレを入れずに、ひたすら混ぜる。
  2. 粘りが出て白くなって来たら、タレを少し入れる。
  3. 更に混ぜる。
  4. 固くなってきたら、タレを少し入れる。
  5. 3〜4を繰り返す。
  6. 合計400回ませる。

なんと、1番美味しく食べることが出来るのは、400混ぜた時!

ちなみに、これ以上混ぜると、逆に美味しくなくなってしまうそうです。

それにしても、美味しくなることより、朝から、家族みんなが納豆を黙々と400回混ぜる光景を想像すると、シュールすぎて、それだけでハッピーになれそうです(笑)

気になることが……

食に気を使っておられる方は、ここで、ちょっと気になる事ありません?

そうです、「タレ」です。

ある、有名メーカーの納豆に付いてたタレの原材料は、

【たれ】たんぱく加水分解物、砂糖、しょうゆ、食塩、鰹節エキス/調味料(アミノ酸等)、アルコール、(一部に小麦、大豆を含む)

1番多く入っている、たんぱく加水分解物は、個人的には、あまり食べたくないモノです。

タンパク質であれば、何からでも作ることができます。タンパク質なら何でも良いんです……

たんぱく加水分解物については、こんど、お伝えしますね。

ブログでは、ちょっと書けないかもしれませんけど、、、

しかも、この表示からでは、植物性のタンパク質から出来ているのか、動物性のタンパク質なのかさえも分かりません。

しょうゆも、ほとんどが「アミノ酸液」のお醤油だと思います。みんなが想像しているお醤油とは、だいぶちがう「しょうゆ」の可能性が高いですね。

他にも色々と含まれていますが、ここで全部を説明するのは、ちょっと難しいんですが、とにかく、せっかく栄養や酵素がたっぷりのスーパーフードなのに、このタレを入れることによって、逆にマイナスになってしまう可能性が有ると、僕は思う訳なんです。

相乗効果があるタレの作り方

納豆は、発酵食品と一緒に摂ると相乗効果によって、腸内環境を整えてくれる力が増します。

発酵食品とは、味噌、塩麹、醤油麹、醤油、甘酒、本みりん、ぬか漬け、かつお節、ヨーグルトなどなど。

せっかくのスーパーフードで発酵食品でもある納豆を食べる時に、栄養が増す、僕のとっておきのタレの作り方をご紹介します。

とっておきの納豆タレ
天然醸造うすくち醤油 10cc

(酵母が生きた)甘酒 10cc

上記を混ぜるだけ。

簡単に、沢山の栄養や酵素が取り入れられるので、ぜひ作って食べてみてくださいね!

注意点としては、酵母が生きている甘酒じゃないとあまり意味がないってとこ。

酒粕に砂糖を入れて作ったものや、アルコールの添加や加熱処理をしていない甘酒がオススメです。自分で作ると、酵母が生きた甘酒をができますよ。しかも安価に。

甘酒の作り方はこちら

甘酒は、簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね!

酵母が生きた玄米甘酒の作り方

 

参考サイト

『味博士の研究所』

【決定版】納豆の美味しさを一番引き出す「かき混ぜ方」を発見した!