質問を頂きました。
美味しく出来る時もあれば物足りない時や濃い時もあって、せっかく作ったのに残念な気持ちになる時があります。
レシピを見なくても出来るようになりたいのですが、何か基準のようなものが有れば教えて欲しいです。よろしくお願い致します。
先生、応援しています!
ご質問ありがとうございます!
とくに、最後の行が嬉しいです😃
お答えします。
物足り無いに関しては、食材の旨味がきちんと出てないとか、組み合わせがあまり良くないとか、色々な要素が絡んでいますので、一概には言いにくいです。
ですので、味付けの部分に関してだけですが、この3つだけ抑えておくと、大失敗は無いというポイントをお伝えしようと思います。
大失敗がない2つのポイント
- 美味しいおかずの塩分濃度は、0.9~1%
- 和食での基本は1:1
それぞれ、詳しくお伝えしますと、、
1,美味しいと感じる塩分濃度は、0.9~1%。

血液の塩分濃度は0.9%、それと直接関係有るのか無いのかは、僕には分かりませんが、実際に美味しいと感じるには、0.9~1%。
これだけ覚えておくと、すごくお料理作りが楽になります。
例えば、お肉や、お魚を焼く時に、どれ位の塩をしたら良いかも分かります。
材料を計量して、その重量の1%のお塩をすると、間違いなく美味しく焼けます。

例えば、鶏のムネ肉が300gだったとすると、3gのお塩をすると良いという事です。(300g×0.01=3g)
ただ、材料の中にも塩分が含まれていますので、お肉だったらそのまま1%でも大丈夫ですが、お魚の場合は、若干少なめにお塩をします。
これは、野菜でも同じです。
浅漬をする場合も、野菜の重量の1%になるようにすると良い塩梅になります。
ただ、野菜からは水が出ますので、その分を加味して、野菜の1.2%のお塩で、ちょうどよい浅漬ができます。
何回か試してみて、ご家庭の塩加減を塩梅してください。
ちなみに、おかず以外の塩分濃度は、
おかず 0.9-1.0%
お味噌汁 0.7-0.9%
お吸い物 0.6-0.7%
目安にしてください。
2は、また追記します!