免疫力アップする?バナナの見分け方《色によって効果が違う》

バナナは、腸内環境を整えてくれて、セロトニンも増やしてくれて、食べると幸せな気持ちにしてくれる果物なのですが、実は、免疫力を高めてくれる効果も期待できるそうです。

栄養素をたっぷり含んだバナナは、ぜひ取り入れたい食品の1つです。

でも、茶色くなったバナナなんか嫌だなぁ…

茶色の斑点が出てきたバナナって、傷んでるの?

こんな茶色の斑点が出たバナナ、実は僕、最近まで避けてました。

なんだか、ちょっと傷んでいるような気がして、損した気分になって、食感もちょっと苦手だったんですが、実は、とんでもなく良いヤツだったんです。

この黒い部分を、シュガースポットと言います。

名前の通り、砂糖のように甘い場所って意味なのですが、完熟すると現れます。

ですので、傷んでいる訳ではありません。(念のため)

シュガースポットのココが凄い!

シュガースポットが有るバナナには、実は、普通のバナナの8倍もの、免疫増強効果が有るそうです!!

8倍ですよ! 凄いですね。

どうしてそんなに変わるのでしょうか?

シュガースポットが有るバナナは、疫細胞のマクロファージ(白血球の一種)が分泌する物質の、TNF(腫瘍壊死因子)という物質を増やすことがわかっています。

そのTNFが活性化すると、免疫力を高めると考えられています。

つまり、免疫力を高めたい時は、シュガースポットが入った、茶色いバナナを食べると良いってことですね!

それにしても、バナナって、熟成度合いによって効果が変わってくるものなのですね。面白いです。

固いバナナはダメなのかな?

じゃ、今まで食べていたバナナには、あまり栄養が無いのかと言うと、そうではありません。

バナナは色によって効果が変わることが分かっています。

茶色(シュガースポットが有るバナナ)

上でもご説明した通り、バナナの免疫力効果が最大化している状態です。

免疫力をUPしたい時は、完熟バナナがオススメです!

他にも、整腸作用や、抗酸化作用なども期待されますよ。

黄色(一般的なバナナ)

黄色いバナナは、栄養バランスが一番良い状態です。

腸内環境を保ち、エネルギーになりやすく、生活習慣病の予防にもなり、血流をサラサラにして、セロトニンを増やし幸せな気持ちにしてくれます。抗酸化作用で、活性酸素の働きを抑えてくれる効果も有るんです。

1日1本を目安に、召し上がってみてください。

緑色(未熟なバナナ)

緑のバナナには、血糖値の上昇を抑えたり、腸内環境を整えてくれる、レジスタントスターチという、食物繊維に似たでんぷんを多く含んでいます。

食物繊維と同じ様な働きもしますので、便秘解消や、腸内環境を整えたい時には、緑のバナナがオススメです!

あまり、売ってないですけどね、、