このページをご覧頂いている方は、今から炭水化物を抜いて、ダイエットをしようと考えておられる方か、やってみたけど、なかなか効果がないという方が多いと思います。
そんな方のために、炭水化物抜きダイエットに取り組む時に、気をつけたい3つのポイントをお伝えします。
もくじ
炭水化物抜きダイエット 気をつけるべき3つのポイント

1,お米やパンを抜く前に、抜くべき◯◯
異性化糖

炭水化物抜きダイエットというと、お米やパン、パスタを食べないことを連想される人が多いと思いますが、まず、その前に抜いておきたいのが、異性化糖です。
異性化糖とは、清涼飲料水、スポーツドリンク、ドレッシング、ソース、ヨーグルト、お菓子、お惣菜など、様々な食品に使われています。
また、外食産業でも多く使われています。(外食に勤めておられる方もご存知無い方が多いです)
原材料表示では、『ぶどう糖果糖液糖』『コーンシロップ』『高果糖シロップ』などと記載されています。
この異性化糖は、単糖の液体で、ものすごく吸収が早く、体に負担をかけてしまいます。

お米やパン、パスタよりも体への負担が大きいので、まず、異性化糖を摂らないことからはじめるべきなのです。
しかし、炭水化物を抜いている方でも、サラダに異性化糖が入ったドレッシングやヨーグルトをかけたり、運動をした後にスポーツドリンクを飲んだり、外食に行っているのを見かけますが、
これでは、成果が出ないのは、当然なのです。
砂糖

砂糖も同様に、体に負担をかける糖です。
清涼飲料水、ジュース、アイスクリーム、ケーキ、菓子パン、お菓子類などに使われています。
これらは、説明不要ですよね。
そして、意外と砂糖を沢山使っているのが、
ドレッシング、ケチャップ、パスタソース、ヨーグルト、豆乳、スポーツ飲料、寿司、うどん、酢の物、ピザ、シリアル、エナジードリンク、栄養ドリンク、エナジーバーなど。

外食でもかなり沢山使われています。
2,ダイエットシュガーについて

ダイエットシュガーの主成分は、人工甘味料です。
味の素のダイエットシュガー『パルスイート』の主成分は、アスパルテームという、砂糖の200倍の甘さがあります。
人工甘味料を使うと、砂糖の使用量が少なくすることが出来ますので、カロリーを抑えることができます。
カロリーが少ないので、ダイエットに有効、健康的、ヘルシーなどのイメージがありますが、実際はどうでしょうか?
普通の砂糖より、人工甘味料の方が、肥満や糖尿病のリスクが高まるという研究データもあります。
それに、人工甘味料はその名の通り、自然界には無いモノを人工的に作り出したモノです。
薬などの研究時に、偶然発見されて、それを基に甘味料として開発した経緯もあります。
そして、以前は許可されていた人工甘味料で、健康被害があるため、使用禁止になったチクロやズルチンなども有るのです。
個人的には、砂糖よりも避けた方が良いと考えています。
3,抜いてはいけない炭水化物

炭水化物は『悪』のイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、炭水化物を完全に抜いてしまうのは、オススメしません。
お米や穀物は、砂糖や異性化糖のようなぶどう糖や果糖だけでなく、タンパク質や脂肪、ビタミンB1やビタミンEなど微量栄養素も含め、様々な栄養を含んでいます。
微量栄養素は、体の調子を整えたりするだけでなく、心の調子を整える神経伝達物質やホルモンを助ける役割りなども有りますので、お米や穀物は適量摂りましょう。
そして、精製された小麦粉や白米、それらを使った食品(パン、パスタ、うどん、ラーメン)よりも、茶色い炭水化物、玄米、全粒粉、蕎麦がオススメです。
ただ、玄米に関しては、人によっては合わない人もいらっしゃいますので、その場合は、五部づきや七部づき、雑穀ごはんをオススメします。

まとめ
炭水化物抜きダイエットに取り組む時に、気をつけたい3つのポイントをまとめますと、
- 砂糖、異性化糖(ぶどう糖果糖液糖など)を控える。
- 人工甘味料を摂らない。
- 茶色の炭水化物を少量摂る。白い炭水化物は控える。
砂糖や異性化糖などが使われている食べ物
清涼飲料水、スポーツドリンク、ドレッシング、ソース、ヨーグルト、お菓子、お惣菜、ジュース、アイスクリーム、ケーキ、菓子パン、お菓子類、ケチャップ、パスタソース、ヨーグルト、豆乳、寿司、うどん、酢の物、ピザ、シリアル、エナジードリンク、栄養ドリンク、エナジーバーなど。