《MCTオイル》炙り茸の煮干塩ラーメン(無添加手作り)

無添加ラーメンを作る

ラーメンにはインスタントは勿論、ラーメン屋さんでも食品添加物や化学調味料が使われているお店がほとんどです。

無添加とうたっているラーメン屋さんでも、食べてみると化学調味料の味がしっかりするお店も少なくありません。

私たちの仲間の中に有名な無添加ラーメンのお店で働いていた方がいらっしゃっるのですが、以前私が食べた時に化学調味料の味がした事をお話してみると「実は…」と、お話してくださり、私の舌が間違っていなかったことを確認いたしました。

食品添加物の恩恵を受けているのは十分分かっているんですが、やっぱり気になる方もいらっしゃると思い、無添加ラーメンのレシピを作りました。

ラーメンは小麦粉を使います。外国産の小麦粉はポストハーベスト・プレハーベストの心配がありますし、グルテンも無視できない問題だと認識しておりますが、お料理の楽しさを知って頂くきっかけになれればと思い公開しています。

材料

材料 1人前

《簡単な》かえしの作り方

材料

かえし(塩)
  • 水 100cc
  • 日本酒 100cc
  • 塩 25g
  • 醤油 5g
  • 砂糖 3g
  • 昆布 2g

手順

  1. 上記材料を鍋に入れ30分ほど置く。
  2. 火にかけ沸騰直前に昆布を取り出し、沸騰させる。
  3. 弱火にして5分ほど加熱。(アルコール分が飛んだらOK)
  4. 冷まして保存。(冷蔵庫で2週間ほど日持ちします)

密閉瓶などに入れて冷蔵庫で保存します。

ラーメンを作る

すみません、ここから写真ありません・・

下準備

しめじに軽く塩をしてフライパンやオーブンで焼き目がつくまで焼く。(フライパンの場合は油をひかないで焼きます)

しっかり焼いた方が、香ばしい香りとの相乗効果でうま味が増します。

食品添加物や化学調味料を入れないと味が薄く感じてしまいがちなので、茸のうま味(グアニル酸)を添えることでカバーします。茸たっぷりでも美味しいよ。

昆布のグルタミン酸
煮干しや雑節のイノシン酸
きのこのグアニル酸
この3つのうま味を作るので物足りなさが無いんですね。

茸は煮るよりも焼いた方がうま味が出るよ。

  • 白ネギを白髪ねぎに切る。
  • 生チャーシューを切る。
  • 煮玉子を切る。

ここまで出来たら仕上げます。

仕上げ

  1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かす。(1人前の麺に対して1.5リットル位)
  2. 別の鍋に出汁とかえしを入れてスタンバイ。
  3. ①のお湯が沸騰したら麺を入れほぐす。
  4. 沸騰した状態を保つように火加減する。(ふきこぼれに注意)
  5. ゆで時間は麺の太さによりますが、3分程度を目安にして味見して調整してください。
  6. 茹で上がる前に②を火にかけ温める。
  7. 麺が茹で上がったら器に盛り、スープをはり、具を盛り付け、MCTオイルをかけて完成。
  8. ギーを添える。

味が薄く感じたら、かえしを足してくださいね。

MCTオイルはなぜ入れるんですか?

オイルを入れることでうま味が増すんです。他のオイルでもOKなんですが、煮干し出汁の繊細な味を壊しにくいのと、中鎖脂肪酸を多く含むので他のオイルより健康的だからです。

ギーはなぜ入れるんですか?

ギーを入れるのは「コク」をつけるためです。
塩バターラーメンの様なコク深い味になります。
でも、ギーは好みが分かれるところなので、お好みで入れてください。
ギーを入れた時、少し薄く感じるかもしれません。その時はかえしを足してくださいね。