


ところで、どこだと思う?








腸内環境によって、性格やこころの状態が変わってくるという研究が有るんだよ。


もくじ
腸は第一の脳

脳が無い生物は沢山いますが、腸が無い生物はほとんどいませんよね。
生物の進化の過程を考えてみると、腸だけの生物から進化して、脳が有る生物が出てきています。
腸は第二の脳とも言われていますが、進化の過程などを考えると、脳より腸の方が「第一の脳」とも言えるかもしれません。
腸と脳は情報をやりとりしている。
心臓や肺などの多くの臓器は、脳が無いと働くことはできませんが、腸は、脳が無くても働くことができます。
しかし、独立して働いているのでは無く、脳と情報をやりとりしながら働いてることが分かって来ました。
そればかりか、腸からの情報で、脳の機能も影響を受けていることが、最近の研究で明らかにされています。
腸と脳は、お互いに影響しあっているのです。

腸はただの消化器官ではなく、こころの健康にも大きく影響しています。
腸は、消化吸収する器官のようなイメージですが、実は、それだけではありません。
腸のはたらき3つ
- 食べたものを、消化・吸収して、栄養を補給する。
- 腸管免疫で、細菌・ウイルス・化学物質などから身を守る。
- 腸には多くの神経が集まり、こころの安定に影響している。
善玉菌・悪玉菌・日和見菌
腸内には、1000兆もの様々な菌が生息しています。
善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分かれるのですが、健康な成人で、
2:1:7の割合で存在すると言われています。



人間社会と一緒ですね。

まぁ、とにかく、善玉菌を増やして、悪玉菌を増やさない事が大切ってことです。

ストレスが有ると悪玉菌が増える。

つまり、ストレスで悪玉菌が増えるということだね。




一時的には、増えるけど、改善するという研究結果もあるそうだ。
でも、一時的に増えるってことは、毎日食べ続けると何かしらの影響は有るかもしれないね。はっきりとは言い切れないけど。


それと、発酵食品・乳酸菌・食物繊維は、善玉菌のエサになって、善玉菌が増えるので、積極的に食べるようにしましょう。
腸内環境がウツの原因にも。こころの健康に影響している。
イギリスの研究者による124人の健常者に、各種乳酸菌を与える実験では、実験開始前にうつの度合いが高かった被験者ほど、気分が大幅に改善した。
エムラン・メイヤー. 腸と脳体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか (Japanese Edition)
私たちが何を食べるかは、腸の健康に多大な影響を及ぼす。食事は、腸と脳の相互作用を調節して改善するための、簡単かつ楽しみながらできる、安上がりな方法なのだ。
プロバイオティクスは人間のうつ病の治療にも有効なのだろうか?予備的実験の結果によれば、人によっては有効のようだ。
ヒトとマウスについてのいくつかの研究から、腸内環境の悪化によって、うつ病が発症しやすくなると分かってきました。
逆に、腸内環境を改善する善玉菌を増やす食事をすると、こころも健康になるという訳です。
幼少期の腸内環境で性格が変化する?







腸内細菌によって性格が変わるのは、他の実験からも分かって来ているそうなんだ。


腸内細菌が無いマウスに、細菌を入れる実験だったんだけど、









悪玉菌が増えてるのかな?

