コーヒーフレッシュは水と油でできています。

ミルクとコーヒーフレッシュの違い


ラウンジや喫茶店などでコーヒーを頼むと出て来るミルクは、生クリームや生クリームと牛乳を混ぜたもの、あるいは牛乳が出てきます。


一方、コンビニやカフェなどでは、ポーション入りの「コーヒーフレッシュ」が出来ることが多いですよね。

コーヒーフレシュ


このポーションタイプのミルク(コーヒーフレッシュ)の中身、ご存知ですか?

じつは、主に、水と油から出来ています。

乳製品みたいな油

名前は、植物性油脂クリーミング商品です。


コーヒーフレッシュは、乳製品ではありません。生乳(牛乳)は、一切使われていないのです。

コーヒーフレッシュの作り方

  1. 水に油を入れてよく混ぜます。すると、白く濁ってきます。この状態を乳化といいます。しかし、このままでは水と油なので、いずれ分離してしまいます。
  2. 乳化剤を1の液体に入れて混ぜます。すると、白く乳化した状態を維持してくれるようになります。
  3. トロミを付けるために、増粘多糖類を入れて混ぜます。
  4. ミルクの香りをさせる香料を少々。
  5. 色をミルクっぽくするためにカラメル色素を少々。
  6. 日持ち向上剤(PH調整剤など)を入れて完成です。

材料の油は酸化している可能性が高い。


原材料そのものも、酸化している可能性が高いですし、製造工程で、更に酸化している可能性が高いと考えられます。

酸化した油は、体の酸化や老化を進める原因の1つでもありますので、できるだけ避けたいですよね…

どうして、水と油で”ミルク”を作るのか?


生乳(牛乳)を使わずに、水と油で作るメリットは、

  • 安く作ることができる。
  • 安く買うことができる。
  • 作るのが簡単。
  • 品質管理が楽。
  • 腐りにくい。
  • 常温で保存できる。
  • 賞味期限が長い。

などでしょうか。

メリットをとるか、リスクをとるかで判断してくださいね。

食品添加物は悪なのか?


こんな記事を書いたり、食品添加物の講座をしていたりすると「何でもかんでも、食品添加物はダメっていうのが違和感です!!」っておっしゃられたりする方がいらっしゃいます。

食品添加物の恩恵を受けているのは事実ですし、将来もし、世界的な食糧難になったら、食品添加物に頼らざるを得ない社会になる可能性だってあります。

僕は、食品添加物を完全否定している訳ではありません。

僕の伝え方が悪くて誤解を生んでいるのですが、

僕が伝えたいのは、

「知ったうえで買いましょう」です。


「知らずに買う」と「知ったうえで買う」は、全く違うと思うんです。

だから、多くの人に知って欲しい。ただ、それだけです。


逆に、

食品添加物を絶対摂ってはいけない! 

あれは食べてはダメ! 

これを食べなきゃダメ!

そんな風に、がんじがらめにしてしまうのも、僕は、ちょっと違和感を感じています。

制約が多すぎると、ストレスになる方多いと思うんです。ご自身はストレスじゃ無くても、ご家族や周りの方は、ストレスを感じている場合も有ると聞きます。

(勿論、ストレスにならない方は、それで良いと思います。結局は、ご自身の判断基準と価値観なので。)

今日の食事が、未来の体を作ります。


食事や健康のお話をしながら、ご家族と一緒に食材選びをしたり、お食事を楽しんだりして、心も体も健康になる食卓を作って欲しいなぁと思います。